当工房について

ステムキン レザーズはオーダーメイドとアート&クラフトイベント出展を中心に活動する福島県あぶくま洞の麓の小さな皮革工房です
当工房はショップ形式ではなくあくまで作業場として運営しておりますが、
商品の購入や打ち合わせ、教室や見学なども工房内にて承っております
隣りの大きな岩の上の松が目印です
ご興味を持たれましたらぜひお気軽にご連絡ください 

ステムキンレザーズの由来

stemkinとは皮革彫刻:レザーカービングを代表する意匠のstem(茎 )と血族の意味を表すkinから、【花梗の縁】を表します。

また、stemは中心や軸の意味も持ち、kinは小さいものという接尾語から、
生活に根差す【ライフアイテム】を象徴してします。

お客様との御縁を紡ぎ一生ものの華を支える理念のもとにstemkin leathersは制作にあたっています。

経歴

東北を中心に、皮革工芸を展開中

学生時代に絵画、彫刻等を学ぶ傍ら雑貨制作を手掛ける中でそれらの経験を生かせる皮革素材に出会う

以降、『生活に根差したアート』をコンセプトにレザークラフトを独学で学ぶ

2011年にstemkin leathersとして活動を開始

2013年より福島県田村市滝根町に工房を置き、現在までオーダーメイドや教室、全国のアート、クラフトイベント出展などで活動

◆過去の出展経歴

ステムキンレザーズのこだわり

革の裁断を始め、縫製、磨きなど全ての工程を
  手作業により時間をかけて丁寧に仕上げています

堅牢性を求めたハンドソーイング

頑丈で糸目の発色の良いポリ系繊維(ビニモMBT)を手縫いで締め付ける技法はミシンでは出せない独特な縫い目に仕上がります   

手縫いでは一つの縫い穴に対し2本の針を交差させて縫い付けるため、経年劣化により糸が擦り切れたとしても縫製がばらけず中身が急に飛び出す心配がありません

また、状況やお好みに合わせラミー(苧麻)も準素材として導入しております
自然素材ならではの革になじむ落ち着いた質感と自然界で最高の強度を併せ持ちます

詳細に関しましてはお気軽にお問い合わせください

強度と柔軟性を備え、美しい経年変化を生み出す
フルベジタブルタンニングレザー

皮革素材には主に栃木レザー社製のフルベジタブルタンニングレザー(渋鞣し)の最上ランクサドルレザーを使用しています

植物由来の成分で1か月半もの時間をかけてなめされたこの革は馬具にも使用される素材だけあり高い耐久性を有します

一般的にヌメ革として販売されている素材と比べ、張り、コシ、艶などの多くの点において優れた性質を持っており、使い込むことにより使い手の手に馴染み美しい経年変化を生み出す特徴を持ち合わせています

サドルレザーの定義

サドルレザーとは日本独自の商品名のようなもので、馬具に用いられる革や磨いただけのもの、極端に厚みのある革のことを指します。
英名はスカーティングレザーといい性質の線引きはかなり曖昧なものとなっています。
stemkin leathersのサドルレザーは通常のヌメ革よりも長い間タンニン槽に漬け込み、圧をかけてさらに密度を高め、オイルを多く染み込ませ美しい艶を引き出したものを用いています

カービングを多用する商品においてはツーリングレザーと呼ばれる彫刻の入りが特に美しい素材を用いることがあります。
染色の発色もよく、多彩な表現が可能となります。

 

レザーカービング
大胆な彫り込みと精密なデザイン性を誇る手作業ならではの造形

皮革彫刻であるレザーカービングは革の表面に専用のナイフで線を切り込み、幾つもの刻印を使い分け立体感や模様を刻む技法です

機械の型押しでは出せないダイナミックな表現や緻密な模様を浮き立たせることができます

また、自由なデザインを設定できますのでオーダーにおいてはお好きなモチーフを革に彫り込むことも可能です

 

外貌と機能の美しさを兼ね備えた仕上げの技

stemkin leathers製品はパーツ1枚ごとにトコ(裏面)とコバ(ふち)を特殊調合した専用の仕上げ剤を複数使い、光沢が出るまで磨き上げます。
丁寧に磨かれたトコやコバは高級感を演出するだけでなく、様々な機能を果たします。

◆コバ仕上げ
幾重にも重ねた革のコバを艶が出るようにキレイに整えます。
磨き仕上げすることで硬化し、外部からのダメージを防ぎます。
 ●コバ磨き磨き前 

 ●コバ磨き磨き後



◆床面仕上げ
床面は仕上げ材を塗布後ガラス板で磨きます。
財布などを使用するとき、紙幣やカードの出し入れをスムーズに行うことができます。
また汚れを付きにくくし、毛羽立ちを抑えることで製品の耐久性も格段にあがります。
細かなところにも気を配り一つ一つ丁寧に仕上げています。